どもども、川端でございます。
MGシリーズが始まって早5年。
まさかこんなマイナー機(TVでは2話ぐらいしか登場してないんですよ)までキット化されるとは!
私的に、旧ザクは1年戦争MSで好きなMS TOP3に入るぐらいです。
さぁ、気合を入れて行きましょうか。
■製作
プロポーションは全く変更ナシ(写真1)
巷では「細すぎる」とか「スカートの分割がイヤ」などいろいろ言われていますが、
充分ザクらしいのでOKでしょう。
キットに付属していないツノはMGザクから流用。
TV版とMSV版の2種類付属してるので便利ですよ♪
今回旧ザクには珍しく重力下の機体(しかも東南アジア)を作るつもりなので
グリーンの塗装をしている部分は表面をリューターで荒らした上に溶きパテを塗って、鋳造肌を表現。
曲面の少ないブルーの部分はキットのまま。
どこもかしこも鋳造ってのはちょっと違いますからねぇ。
そして、左半身を中心にリューターでバトルダメージを施していきます(写真2)
やっぱり人間、楯のあるほうを敵前にして戦闘するでしょうから。
その割にはシールドのダメージは少なめですが(笑)
ヒートホークはキットのままだと、ヒートホークから突き出た棒をスカートに空いてる穴に差し込むようになってますが、
見た目にあんまりなんで、余っていたポリパーツからラックを製作。
本当はMGゲルググのビームサーベルラックみたいなのが良かったんですが、自作するとどうしても保持力が不足するので断念。
こういったパーツを軟質樹脂で構成できるのがメーカーの強みですよね。
マシンガンのマガジンは、上に書いたヒートホークと同じ理由でラックを自作(写真4)。
前線で急造したという設定なので、チープに。
イメージは四号戦車の予備転輪ラック。
マガジンの白帯は105mm用の印です。
転写デカールにも「105mm×100」とか書いてるのが付属してますが、戦闘中にあんなの確認するヒマなさそうですから(笑)
背部も急造のラックを新設して、105mmマシンガンを装備。
このためにバズーカが装備できませんが東南アジアのジャングルでバズーカが有効とは思えないので、
あえてマシンガン装備としました。
ちなみに手に持ってるのは、120mmマシンガン(いわゆるザクマシンガン)からストックと保持グリップを外したモノ。
これもジャングルでの取りまわしを考えての仕様。
爆撃してくるフライマンタとかを、こんな感じで迎撃するんでしょう。(写真5)
シールドで防ぎきれなかった弾丸や跳弾した弾丸が左半身に集中するわけですね。
ちなみに背部ラックに105mmマシンガンが装備されているのは、
120mmの供給が途絶えて手持ちの分だけになってしまったという設定。
個人的には105mmの方がデザインが好きなんですが、わざわざ弱い武器を使うこともないでしょうから。
■塗装
塗装はすべて筆塗り。
緑はグンゼのMr.カラーのロシアングリーン(2)。
青は忘れてしまいました(笑)
たしかビンの色そのままのグレー系の青だったんですが・・・
黒は単純にフラットブラック。
関節部と武器類は焼鉄色です。
そして全体をサンディブラウンでドライブラシ。
脚部は重点的に汚しています。
最後にダメージ部をフラットブラックとメタリック系でドライブラシして締め。
■設定
設定としては東南アジアに展開しているジオン軍の、
司令部直属偵察中隊第3小隊の隊長機(だから機体No.が031)ってところです。
■撮影
今回はストロボ有で撮影しました。
無のほうが渋くて良かったんですが、細部が完全に沈んでしまうんで・・・(写真3)
写真6は斜め後ろからのアングル。
キットのままじゃちょっとスッキリしすぎてたので、これぐらいのほうが精密感があっていい感じですね。
写真7はお約束の武装展開。キットの状態でこれだけ付属して、\2,500なら安いほうではないでしょうか。
本体のデキも問題はないですし・・・
写真8は、せっかくだからバズーカを持たせたトコロ。
やっぱり旧ザクはバズーカの方が似合うんですよねぇ。
今回は設定的に持たせなかったんですが。
写真9はアオリからの顔アップ。
やっぱりこの「弱そう」感が旧ザクの魅力ですよね(笑)。
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