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うお〜久しぶりぃ！！の、川端でございます。
ワンフェスの原型製作に追われてなかなか更新できてませんでしたが
２００２年夏のワンフェスも終わったので預かりモノ（笑）のガレキを製作。
１年ぐらい預かってたんだよねぇ、コレ。
と言うわけで、ＷＦ２００１年夏購入分ガレキ製作行ってみようかぁ！
■製作
キット付属のマニュアルには１／８という記述があったのですが、何かデカいです。
「デカすぎだろう」と評判のウチの４号ちゃんと並べても十分大きいです。
これって１／６の間違いじゃないですかねぇ？
閑話休題。
総じてアマチュアディーラーの作品はメーカー品に比べ、組みにくいというイメージがありますが、
最近は質が向上し、メーカー品に劣らないモールド・組みやすさの商品もたくさん存在します。
このキットもその一つ。
非常によく考えられた分割でマスキングもほとんど要らず、
自分のところの組みにくいキットを見本品でさんざん組んだ私にとっては全くストレス無く組めてしまいました（笑）
パーツの洗浄→気泡埋め→パーツ整形→塗装→仕上げで２日しかかかってません。
このキットは元ネタのゲーム「プリンセスメモリー」のキャラクターカード（？）の絵柄を元にしているのですが、
実際の絵と比べると、ちょっと丸い気がします。
でもこれをイメージ通りにしようとすると大改造になってしまうので塗装で似せる方向で行きました。
■塗装
塗装は細部以外はエアーブラシです。
肌は私のお気に入り、イリサワのＶカラーの肌色です。
溶剤が強く、ラッカーの塗装面も侵すので、まず肌色を塗ってから他の色を吹いています。
逆にラッカーではＶカラーの塗装面を侵食しないので、肌色と他の色の塗り分けはマスキング要らずです。
ただ、Ｖカラーはレジンに塗った場合、塗膜が弱いので取り扱いに注意が必要です。
髪はグンゼＭｒカラーでピンク＋クリアーレッド。
イラストを見ながらクリアーレッドを加えていきます。
服はコバルトブルー＋パープル。
ケープはセールカラーそのまま。
模様はサンディブラウン地にガンダムマーカー（スミ入れ用）の茶（笑）
ラインは金色そのままです。
目はそのへんに転がってた緑系の塗料を適当に（ヲイ）
もともと私がミリタリーな人なので鮮やかな色が無かったのが悲しい。
睫毛とか目の縁取りは０．０５ｍｍの油性マジックを使用。
Ｖカラーの地そのままだと滲むので一度クリアーコート（光沢）で塗装面を保護してから書き込んでます。
極力似せるようには努力したんですけどねぇ・・・
■撮影
今回は窓からの太陽光を頼りに室内で撮影。
黒紙バックだとストロボ無しでも結構イケます。
写真１、２、３はそれぞれ左前方、右前方、右後方からの撮影。
本来は太ももぐらいまで水に浸かってる絵なので、コレだけで見るとスカートを捲り上げてるだけに見えてしまいます。
やはり何らかの方法で水を表現した方が良かったかなぁ？
写真４は頭部のアップ。
ややこしい形状の髪型は実に模型的な割り切った分割＆形状で、上手く再現できていると思います。
腕と一体化したケープの継ぎ目消しとケープの下に見え隠れする肌の塗装の両立がこのキット最大の難関。
私は顔を胴体から切り離し、左右のケープを接着＆成型してレジンの柔軟性を利用し、
後ハメできるようダボを削り落としています。
写真５はギリギリのローアングル（笑）
スカートはこのキット一番の見せ所で素晴らしい立体感を誇ります。
別パーツ化されたペチコートも合いが良く元絵の雰囲気を再現しています。
髪の多層構造にも注目。
これでも髪の毛は２パーツで構成されてるんですよねぇ・・・
写真６は後方からのローアングル。
実は胴体とスカートの接合部は何ら処理をしていないのですが、
モールドに溶け込んでほとんど目立たないのは素晴らしいですね。
ケープの下もぬかりなし。
腕と胴体の接合部も後ハメにもかかわらず不自然な隙間がありません。
恐ろしい精度ですねぇ・・・
今回このキットを作ったことでアマチュアディーラーの商品に対する認識がガラッと変わってしまいました。
特殊な設備が無くても、ここまで精度の高いキットを造る事ができるということですね。
今まであった「アマチュアディーラーだから」という認識が自分の作品や製品の精度を甘いものにしていたわけです。
これを踏まえて次回作はより高いレベルの商品を造れるようにしたいと思います。
・・・が、すぐには難しいだろうなぁ（泣）
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