こちらはずいぶんご無沙汰の川端です。
最近原型製作にかまけて、プラモは素組みで済ませてましたが
SEEDシリーズ期待の量産型MS 105ダガーがメビウスゼロもどきとセットで発売ということで
ちょいと気合を入れて作ってみました。
なお、今回から左の画像をクリックすることで大きい画像を表示する方式になっております。
■製作
キットはHGUC準拠で非常に組みやすいです。
本体はそれなりに継ぎ目を消す個所はありますがガンバレルの方はかなり継ぎ目が目立たなくなっており、技術の進歩が感じられます。
結局本体に関しては完全に素組みで、アンテナの先端を尖らせたのみになっています。
■塗装
キットの分割は設定どおりの塗り分けを再現しており塗装せずとも細部以外の色分けはできてしまいます。
しかしこの設定どおりのカラーリングが曲者で、青が上半身のほとんどを占めるため白主体の下半身に比べて重たい印象があり、
その上にオレンジのガンバレルがくっつくのでやたらとトップヘビーになってしまいます。
なので今回は量産機らしく、ホワイトとエアスペリオリティブルーのツートンで締めてみました。
ガンバレルもそれに合わせています。
■撮影
と言うわけで、キットの構成です。(写真1〜3)
さわやかな量産機カラーって感じでこの色にしましたが、こうやって見るとセンチネルのネロに見えます(笑)
ガンバレルは設定でオレンジの部分をブルーにしただけ。
まぁ、それなりにまとまってるんじゃないでしょうか?
ベースは塗装したかったところなんですがいろいろ付けたり外したりしなきゃならないので成型色のままとしています。
そしてガンバレルとのドッキングです。(写真4〜7)
キットの場合、ガンバレルの機首を折りたたんでドッキングするようになっていますが、やたらとトップヘビーな印象になる上に、
大河原氏の設定では機首が描かれていないので分離するよう改造しました。
と言っても、ガンバレル側にポリキャップがあるので機首がわに軸を付けただけなんですけど(笑)
そしてガンバレル機首下に付くガトリングが分離と同時に無くなるのが勿体無いと思ったので
写真4みたいなアタッチメントをプラ板で作り、シールド裏に装着可能なようにしています。
グフカスタムをイメージしてたのですが、SEED世界では割とよく見る装備みたいですねぇ(泣)
いいアイデアだと思ったのに・・・
そして掲示板でお話が出たのでやってみたI.W.S.P.装備。(写真8〜11)
確かにストライクに付けるより似合ってます。
胴体の形状もI.W.S.P.にピッタリになっており、105ダガー用にあつらえたのかと思ってしまいます。
ただ、横っ腹に来る対艦刀がサイドアーマーにつっかえビームサーベルと装備個所がかぶるので写真では外してしまってます 。
しかしここまで来るとかなり強そうな印象になりますねぇ。
量産機にしては高級すぎる感じがするので、キャノンか翼のどちらかの方が良いのかもしれません。
■総評
正直、思ってたより「遊べる」キットでした。
設定的には疑問の残るストライカーパックですが、模型としては付け替えるだけでシルエットが変わるので他のパックも欲しくなってしまいます。
また、ランナー構成を見る限り、他のダガーシリーズにも展開できるようになっているので、
フォルテストラ装備のロングダガーとかが発売されればそちらとの共用等もできそうです。
SEED MSVがどこまでキット展開されるか分かりませんが、ガンダムばっかりじゃなくこういった渋い機体もどんどん出していて欲しいものです。
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