●HGUC RMS-106 ハイザック(シン・マツナガ大尉仕様)

BANDAI 1/144 scale plastic kit ”High Grade UC”
modeled by NORIO KAWABATA
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RMS-106 HGUC ハイザック 写真1
↑写真1

前回のガズエルからしばし時間が空いてしまいました、川端でございます。
今回は、5年前(!)に作りかけで放置していたハイザックが押入れから出てきたのでコイツを完成させる事にします。
5年前と言うとワンフェスに参加するようになる直前のころ。
果たして、ワンフェス参加でどれだけ技術力が上がったのか・・・ちと腕試しです。

■製作

HGUCハイザックは地味ながら良く出来たキットで、連邦とジオンの技術が混じったどっちつかずな機体の印象を良く捉えています。
でも当時の私は何が気に入らなかったのか、あちこち切り刻んでプロポーション変更を試みていました(写真1)。
どうも説明書にあった「F型よりR型のバランスに近い」という一文に刺激を受けて、R型っぽいプロポーションを目指していたようです。
全体的に太くてゴテゴテしている印象を払拭しようと、横に幅詰め、縦に延長の工作を行なっています。

頭:
モノアイレールの幅が広く余裕のない顔をしているハイザックの頭は使わず、08小隊対決セットのJ型ザクの頭を流用しています。
当時はHGUCザクがまだ出てなかったんだよなぁ。
頭のアンテナはプラ板から切り出しています。

胴体:
胸パーツは中央ブロックで2mm詰め、腹ブロックはポリパテで裏打ちして左右から計2mm削り込み。
プラ板で上下4mm延長しています。

腰:
ここはストレート組みです。

脚:
太腿パーツをプラ板で3〜4mm延長、ヒザアーマーも延長してます。
クツパーツもポリパテで裏打ちして左右から削り込んで細くしています。

腕:
動力パイプとそれを接続する為のディテールを取り払い、空いた部分はポリパテで成型。
右肩にシン・マツナガ用R-1ザク同様のモールドを彫刻しています。
手にはハイディテールマニュピレーター連邦軍用を使用。
 
その他:
武器、バックパックはストレート組み。バックパックのバーニアのみウェーブのUバーニアを使用しています。
ヒートホークはZガンダム武器セットからの流用です。

5年前はこれらの改造をいっぱいいっぱいでやってました(片方だけで力尽きてた)が、今やってみたらかなり楽勝(写真2)
ワンフェス参加を経て模型スキルは確実に向上しているようです。
しかし写真には映ってませんが、表面処理の荒いところが多々・・・
やはりまだまだ修行が足りないようですね(泣)

■塗装

上にもちょろっと書きましたが、このハイザックはシン・マツナガ仕様にて製作しております。
と言うのも、私の中ではR型ザクと言えばシン・マツナガでして、この改造を始めたときも確かそのイメージだったと思います。
しかし、シン・マツナガは終戦後行方不明という設定なので、ハイザックに乗ってるはずはないんですよねぇ。
当時は「サイド3で終戦を迎えた」という設定しかなくて、「その後はジオン共和国軍に入ったんだろう」「共和国軍が使ってるのは 連邦軍が押し付けたハイザックだろう」という流れで機体設定を考えたのですが、行方不明ではそれもできず・・・

で、考えたのがデラーズフリートみたいにゲリラ化して、連邦の機体を奪って使ってるという設定です。
ザクの象徴として頭だけはノーマルザクからコンバートし、格闘主体のシン・マツナガにとって腕の動きを制限する動力パイプは撤去、
その代わりにビーム兵器の運用は出来なくなっているという設定にしました。
これならR型ザクのマーキングをそのまま使っても大丈夫ですしね(笑)

基本色はベースホワイトそのままで、グレー部分は明灰白色(三菱系)。関節等はニュートラルグレーで塗っています。
マーキングはそのテのショップでバラ売りしていたMGシン・マツナガ用ザクのシールを流用。
ザクに比べて面が多く、あまりやりすぎるとうるさくなりそうだったのでマーキングは最小限に止めています

■撮影

と言うわけで、完成です(写真3〜5)
元のハイザックのプロポーションを感触として覚えてないので判断しづらいですが
箱横の写真と比べると結構スマートになってるんじゃないでしょうか?

いろいろなポーズづけを試みてますが、何かいまいち決まらない(写真6〜8)
実はヒジやヒザの関節の可動範囲が思ってたより狭くて思うように武器を構えれないんですよね。 このへんはハイザックの中途半端さをキットでも再現した結果なのか・・・
とにかく、戦いづらそうな機体です。

で、どうにも改造の成果が分からなかったので、青ハイザックを買ってきて比較(写真9〜10)
並べてみると一目瞭然、かなりスマートになってます。
縦の伸ばした分、頭半分ぐらいデカくもなってますが(笑)
さらに思いついて、GFFのシン・マツナガザクとも並べてみたり(笑)(写真11〜12)
プロポーションは割と近い・・・か?

と言うわけで、5年越しのキット改造もこれにて完了(写真13)
でもまだ作りかけのキットがちょこちょこ残ってるんですよねぇ。
家を出る前にその辺片付けていこうかどうしようか・・・
ボチボチやります(笑)

RMS-106 HGUC ハイザック 写真2
↑写真2
RMS-106 HGUC ハイザック 写真3
↑写真3
RMS-106 HGUC ハイザック 写真4
↑写真4
RMS-106 HGUC ハイザック 写真5
↑写真5
RMS-106 HGUC ハイザック 写真6
↑写真6
RMS-106 HGUC ハイザック 写真7
↑写真7
RMS-106 HGUC ハイザック 写真8
↑写真8
RMS-106 HGUC ハイザック 写真9
↑写真9
RMS-106 HGUC ハイザック 写真10
↑写真10
RMS-106 HGUC ハイザック 写真11
↑写真11
RMS-106 HGUC ハイザック 写真12
↑写真12
RMS-106 HGUC ハイザック 写真13
↑写真13

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