●2001年夏 ワンダーフェスティバル Restartへの道

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2001年8月5日
1回の開催中止を経て、日本最大のガレージキットの祭典『ワンダーフェステイバル』が
「Restart」という形で開催された。
そしてこの21世紀最初のワンダーフェスティバル(以下WF)に
我が「HAGER模型分室」がディーラーとして初参加を果たしていた・・・

と言うわけで、HAGERの編集担当兼HAGER模型分室の川端です。
今回から開始されたこのページは、HAGER模型分室の活動を通じて
私、川端教夫の挫折と栄光の記録を綴ろうという企画なのですが・・・
しょっぱなから思いっきり挫折してるってのはどうかなぁ(泣)
今回は初参加ということでドタバタしてたので、写真はナシ。
とりあえずは今回の収支を出してみましょう。

●支出

科目名 単価 数量 金額
WFディーラー参加費 \25,000 \25,000
版権料 \500 10 \5,000
交通費(夜行バス往復) \15,190 \15,190
型取り用シリコンゴム1kg缶 \3,000 6 \18,000
成型用レジンキャスト2kg缶 \4,000 2 \8,000
シリコン用離型剤 \800 2 \1,600
その他雑費 \3,000 \3,000
合計 \75,790

●収入

出品アイテム名 単価 数量 金額
1/8 篠崎あやめ(PCゲーム「銀色」(c)ねこねこソフト) \5,000 1 \5,000
1/8 魔砲少女四号ちゃん(少年エース「成恵の世界」(c)角川書店) \5,000 1 \5,000
合計 \10,000

・・・え〜と、\10,000−\75,790なわけだから・・・
\65,790の赤字ってことですか!?
そりゃボーナスも飛ぶわな(泣)

売れなかった原因はかなり明確。
篠崎あやめの方は、時間不足のために見本品の製作が間に合わず、
とりあえず組み上げて色をベタ塗りしただけだったから、これで1個売れたってのが不思議なぐらいなんだよなぁ。
四号ちゃんはそれ以前に1個しか持っていけなかったから、
販売数が1個以上になるわけないんだよ!!
なにしろ生産に手間がかかる上に版権元提出分が多かったから
それを揃えるだけで手一杯。完全にペースを読み違えてたわけだね。

そんなわけでWF前にオレの夏は終わった状態だったわけだけど出店してみると意外に客からの反応が多い!
見本品の出来が最悪だったから、誰も見向きもしないと思ってたところ四号ちゃんが予想外の注目を浴びたのだ!!
四号ちゃんってそんなに知名度高かったのか?
たった1個持っていった商品も開場30分で売れてしまい、午後からは見本品を写真に撮っていく人がぽつぽつと現れる始末。
あの見本品を撮られるのはかなり恥ずかしいんですけど(笑)

篠崎あやめの注目度は、かなりさっぱりでした(泣)
やはりアイテム的に地味なのか?作品自体がマイナーなのか??
知らない人が見たら、ただの出来の悪いセーラー服の女の子のフィギュアだもんなぁ。
造形自体は四号ちゃんよりしっかりとしてるから完全に仕上げのマズさが前面に出てしまってたわけだね。

結果的には大赤字だった今回のWFだったけど、四号ちゃん関連をはじめとして
わりと手ごたえがあった(と思ってる)ので、懲りずに次回も参加決定!(爆)
客にも「冬にまた来る」と言っちゃったしね♪
今度は生産性を向上しつつ、見本品の製作に時間をかけれるようにするのが目標だ!!
でも最大の障害はカネが無いことなんだよなぁ(泣)


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