●2002年夏 ワンダーフェスティバルへの道

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2001年夏のワンフェスに引き続き、2002年冬も赤を出してしまったHAGER模型分室。
しかし「前回よりは売れたし♪」とかヌルいことをぬかしつつ、
今回も申し込みをする、代表者 川端教夫!!
彼の無謀なトライアルはいつまで続くのか?
そして、それに巻き込まれるHAGER模型分室の運命は!?
このページでは引き続き、彼らの動向を追跡する次第である。
刮目して待て!!

というわけで前回に引き続き、HAGER模型分室のワンフェスに向けての活動をリポートしていく予定です。
果たしてどうなることやら・・・

●2002年3月31日現在

2002年夏 篠崎あやめ 写真1

・・・これだけ?

はい、その通りです(爆)
写真は一応「1/8 篠崎あやめ」の改修状態です。
今回は全体的な製作レベルの引き上げのため新作は作らず(私以外の人間はそうとも限りませんけど・・・アイテムとかはヒミツ)、
既存アイテムの徹底改修を行なう予定なのです!!

というわけであやめちゃんな訳ですが、今回はレベル向上と併せていろいろ実験的な試みをしたいと思っており、
比較的パーツ数の少ない銀色シリーズをテストベッドにする予定なのです。

見てのとおり、上半身はほぼまるまる造りなおしています。
と言うか、制服着てないですけど(笑)
もちろん着衣万歳党員の私が水着とかバニーとか作るわけないので、当然、制服状態のキットになります。ということは・・・
相変わらずいらん苦労を自ら背負い込んでますな(笑)

他のキットも順次改修予定です。
版権本申請の締め切りが5/1必着なので、次回の更新では他のキット(私以外の方が造ってる分含む)の状態も
お見せできると思います(と言うかできないとマズイ)。

●2002年5月1日現在

2002年夏 篠崎あやめ 写真2 2002年夏 狭霧 写真1 2002年夏 四号ちゃん 写真1 2002年夏 シャーマンちゃん 写真1 2002年夏 音速丸withサスケ 写真1 2002年夏 イリーナ 写真1
写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6

写真1は「1/8 篠崎あやめ」の改修状態です。
先月に引き続き服を着ていない上にポーズが変わってたりします(笑)
何で服を着ていないかは・・・まだヒミツ(爆)

写真2は「1/8 狭霧」の改修状態
これも前作とポーズを変えています。
で、やっぱり服は着ていません(笑)
しかもこっちは下着すら着ていない状態なので・・・18禁!?(違)

写真3は「1/8 魔砲少女四号ちゃん」の改修状態。
今回はやけに無難なポージングだったりします。
しかしそれだけに前回までのプロポーションのアラが出まくって大変(爆)
そこかしこを伸ばしたり詰めたりしてます(笑)

写真4は「1/8 魔砲少女シャーマンちゃん」の改修状態です。
こちらも無難なポージングに変更してますが、四号ちゃん以上にプロポーションが
破綻してたので、この後大改修が待ってます(泣)
あと、前回は無茶な抜きをして型を壊してしまったので、
今回はそのあたりも考えなくちゃならないんですよねぇ・・・

写真5は新作の「1/8 謎の生物&謎の忍者」です。
とあるマンガのキャラですが、手前に置いてある謎の生物がメインです(笑)
まぁ、この写真だけだと何がなんだか分らないでしょうなぁ・・・
これは前回ヴェドゴニアを造ったPHOTON TYPEの作品ですけど、
今回はきちんと販売できてほしいところですねぇ(爆)

写真6はこれまた新作の「1/8 謎の筋力24娘」です(ヲイ)
これはまた違うメンバーの作品ですが、かなり突貫で形を整えています。
なにしろ写真撮影の日に人のカタチしてなかったですからねぇ(爆)
衣装的には魔砲少女に次ぐ難易度なんですが・・・大丈夫なんでしょうか?

これで今回の出品分がすべて出揃ったわけですが、
私も含め、まだまだ手法が確立していないので不安要素がいっぱいですねぇ。
今回は私が新規分が無い(と言いつつ、全部新規ぐらいの手間かかりそうですけど)ので
他のメンバーのフォローに入りたいところですが・・・
そんな余裕あるかなぁ?(泣)

●2002年6月30日現在

2002年夏 四号ちゃん 写真2 2002年夏 シャーマンちゃん 写真2
写真1 写真2
2002年夏 四号ちゃん 写真3 2002年夏 四号ちゃん 写真4
写真3 写真4

はい、いきなり1ヶ月飛んでますね(爆)
この5〜6月は本業の方が死ぬほど多忙で、ロクに原型製作が進まなかったんですよねぇ。
で、気が付くともうWF1ヶ月前・・・いつも通りピンチです(爆)
ちなみに版権はすべて通りました。

写真1は「1/8 魔砲少女四号ちゃん」の途中状態です。
パーツはすべて完成しており、あとは各所にあるマイナスモールド?を貼り付けて
表面処理をするのみですが・・・
本家角川書店のニュータイプ8月号増刊「Character Model」誌にて
誌上通販が開始された四号ちゃんとコンセプトがカブってるのがなんとも泣けるところではあります(笑)
しかもこっちの方がスカートがおとなしくて色気不足・・・ポーズもほぼ同じだしなぁ(泣)
でも今更作り直せないのでこのままGOです。

写真2は「1/8 魔砲少女シャーマンちゃん」の途中状態。
5/1分の写真4と比べれば判りますが、ほぼ別モノと化してます(笑)
具体的改修点としては、胴体の小型化・脚の延長&ヒーロー立ち(笑)・バックパックの大型化といったところです。
残りの作業は手の小型化、脚アーマーの削り出し、髪の毛の新造、スカートの製作・・・
間に合うのか、本当に?

写真3は2体を並べてみたところ。
一見何でもないように見えますが、実は四号ちゃんってハイヒールなんですよ(笑)
なのに2体はほぼ同じ身長・・・ちなみにマンガでもほぼ同じです。
変身前も実は2人は同じぐらいの身長。どうなってるの?
一応2体並べた時のバランスを考えてシャーマンちゃんの脚を長めに作ってます。

写真4は某クスの某キットと並べてみましたの図(笑)
何か作ってて1/8にしては「デカい」印象のあるこの2体ですけど、
他キットと並べて見ると(ハイヒールを考慮すると)身長差はあんまり無いことがわかります。
ただ、各部のボリュームが・・・(笑)
これで\5,000は安い!!・・・っていう問題なのかなぁ?

ちなみに「銀色」関連はほとんど進んでいないに等しい状態です。
他のメンバーの進捗状況も考慮すると、ほとんど製作時間を取れない可能性が・・・
どうしたものかなぁ・・・

●2002年8月4日現在

2002年夏 篠崎あやめ 写真3 2002年夏 狭霧 写真2 2002年夏 音速丸withサスケ 写真2 2002年夏 イリーナ 写真2
写真1 写真2 写真3 写真4

と言うわけで当日です(爆)
結局「銀色」関係のアイテムは改修なしの再販状態(泣)
うぅ、せめて髪の毛ぐらいは改修したかった・・・
前回よりは時間が取れたので塗装はマシですが、元がダメなだけにいくら誤魔化そうとしてもさっぱりでした。
他のメンバーも何とか提出分は持ってきたのでとりあえず一安心。
まぁ、相崎氏は当日会場で組んでましたが(笑)

写真1は「1/8 篠崎あやめ」。
前回のと全く同じです。バランス悪いなぁ(泣)(販売数:1)

写真2は「1/8 狭霧」
やはり前回のものと同じです。太い・・・
これに関しては今回良い参考資料を買ってきたので、次回リベンジしたいと思っています。
版権モノに関しては彼女一本に絞るんじゃないかなぁ、多分。(販売数:1)

写真3はPHOTON TYPEによる、メディアワークス刊「ニニンがシノブ伝」より「約1/8 音速丸withサスケ」です。
音速丸withシノブを造ってたディーラーは他にも居ましたが、
サスケ造ってたのはおそらくウチだけだったのでは?(デフォルメのはあったけど)
出来はそんなに悪くなかったんですが、見本品は顔の塗りがイマイチだったので印象がよろしくなかったですねぇ。
まぁ、本人は「ウケればよし!」とか言ってたので良かったんでしょうが・・・(販売数:1)

写真4は相崎氏作(なのか?)の、新ソードワールドリプレイより「1/8 イリーナ=フォウリー」。
まぁ、ロクにガレキを造ったこともない人の作品としてはまとまってる方とは思いますが
正直、出来はかなりツラいです(笑)
プロポーションの取り方とか顔の造形を研究する必要がありますね。
とりあえず一度きちんと市販ガレキを完成させてください(笑)(販売数:0)

2002年夏 四号ちゃん 写真5 2002年夏 四号ちゃん 写真6 2002年夏 四号ちゃん 写真7
2002年夏 シャーマンちゃん 写真3 2002年夏 シャーマンちゃん 写真4 2002年夏 シャーマンちゃん 写真5

そしてHAGER模型分室の主力アイテムとなってしまった魔砲少女シリーズ(笑)
版権元に提出する完成品が3体必要だったので、どうせならと思い3体とも色を変えています。
上段は四号ちゃん、左から「単色迷彩」「冬季迷彩」「3色迷彩」(販売数:8)
下段はシャーマンちゃん、
左から「単色迷彩」「冬季迷彩」「2色迷彩」(販売数:5←うち1つは身内)
要するにWTMですな(笑)
肝心のWTM持っていくのを忘れたのでインパクト薄かったですけど(爆)
お客さんも言ってましたが、完全に「女の子の頭が付いた戦車」状態。
塗装中の机の上なんて、本当に女の子フィギュア塗ってるのか判らない状態でしたし(笑)
あと、毎回モデルグラフィックス誌が撮影に廻ってくるんですが、
毎回「オリジナルですか?」とか訊かれるんですけど(笑)
そんなにマイナーなのかなぁ、似てないのは確かだけど(泣)

2002年夏 ブース全景

で、ブース全景。
前に出してる魔砲少女部隊がヘンなオーラを放っているせいで後ろの作品群が逆に浮いて見えます(笑)
当初は魔砲少女部隊を上段に配置しようかとも思ったのですが
ブースのイメージを食ってしまいそうだったので下段に配置しました。
おかげでお客さんは見にくそうでしたけど・・・
しかし色合いで考えると地味なブースですなぁ。
総計10体のうち9体まで女の子フィギュアのハズなのに(笑)

それでわ、恒例の収支報告〜

●支出

科目名 単価 数量 金額
WFディーラー参加費(人数頭割り) \11,340 \11,340
ポリパテ(ワーク モリモリ1kg缶) \3,024 2 \6,048
シリコーンゴム(ウェーブ 1kg缶) \2,816 6 \16,896
シリコーンゴム(信越KE-12 1kg缶) \5,880 2 \11,760
レジンキャスト白(ウェーブ 2kg缶) \3,761 3 \11,283
交通費(メンバーの車 人数頭割り) \9,000 \9,000
宿泊費(人数頭割り) \8,000 \8,000
版権料 \525 20 \10,500
合計 \84,827

●収入

出品アイテム名 単価 数量 金額
1/8 篠崎あやめ(PCゲーム「銀色」(c)ねこねこソフト) \2,000 1 \2,000
1/8 狭霧(PCゲーム「銀色」(c)ねこねこソフト) \2,000 1 \2,000
1/8 魔砲少女四号ちゃん(少年エース「成恵の世界」(c)角川書店) \5,000 2 \10,000

\3,000 5 \15,000

\2,000 1 \2,000
1/8 魔砲少女シャーマンちゃん(少年エース「成恵の世界」(c)角川書店) \5,000 2 \10,000

\3,000 2 \6,000

\2,000 1 \2,000
合計 \49,000

値引きしまくったので、前回より数は売ってるのに売上少ないです(爆)
というわけでやはり今回も赤字(泣)
\35,827ってことで・・・
売上少ないのに前回より赤が少ないのは支出が抑えられてるおかげですね。
これで銀色関連も改修してたら確実に赤が急増するところでした(泣)
そんなこんなで
累積赤字\146,541!!(爆)
完済への道は遠いなぁ・・・

今回のワンフェスで自分のレベルと目指すべき方向性が見えてきた気がするので
次回はネタの絞り込み&オリジナルといったカンジで行きたいと思っています。
自分が欲しい、でも会場に無い作品を造ろうかなぁ?と。
でも傍目にはダメな方に突っ走ってるように見えるのかもしれない・・・
詳しくは次回、「2003年冬 ワンダーフェスティバルへの道」で(笑)


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