●2006年夏 ワンダーフェスティバルへの道

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敗北のあの日から再び歩みだした祭りへの道。
だが、その道はまさしく茨の道だった。
次々と襲い掛かる試練、次第に重くなる歩み。
だが、我々は歩きつづける。
そこに祭りがある限り・・・

2006年夏 サークルカット ←今回のサークルカット

いやまぁ、いろいろ忙しかったわけですよ(笑)
一人暮らしを始めたり、その影響でサイトを引越ししたり、
仕事が鬼のように忙しかったり、本申請の時に参加費払い忘れたりで(←最後の関係ない)
ここまでロクに更新すらできてなかったですからねぇ(泣)

●2006年07月01日現在

で、現在の状況ですが、とりあえず版権本申請手続きは終わっています。
しかし今回私は前回のワンフェスへの道の最後に書いたようにオリジナルで行くつもりなので
版権モノの申請やってないんですよね。
で、まぁいろいろあって6月中旬まで全然手を付けてなかったのですが・・・

2006年夏 オリジナルその1 写真1 2006年夏 オリジナルその1 写真2

現状こんな感じです。まだまだですな(泣)
で、何でバレエなのかというとエロだからです(←日本語しゃべれ)

前回書いた「お客さんの目に留まる」オリジナルといえばエロしかない
(と言うか、非エロのオリジナルでそれをやる自信が無い)という情けない理由で決定した路線ですが
普通に裸の女の子を造ったところであの会場では埋もれるだけです。
他の同路線の作品と差別化を図りつつ、自分独自の色を出すには・・・
と、(5秒ほど)熟考した結果決定したのがエロコスチュームによるスポーツなわけです(爆)

ごらんの通り、彼女にはバレエでは割とメジャーなアラベスクというポーズを
透けレオタードで踊ってもらいます。
いいですねぇ、透け。もう嗜好入りまくりです(爆)
でも透けは塗装表現で表現するだけならまだしも、それを前提に造形するというのは
相当な技術を要します。
さすがに今からそれはムリなので、今回は何らかの透け素材をレオタードの形に切って
それを貼りこむという手法になりそうです。

しかし、予定では他に二体の計三体を考えてたのですが、このペースだと三体は厳しそうですねぇ。
表面処理を考えなければ2週間で一体は不可能ではないのですが・・・

で、他の面々はいつもどおり版権モノを造ってるわけですが
相崎はいつもどおりイリーナでいつもどおり申請時に原型が間に合わず写真ナシ(申請には前回の写真を流用)。
PHOTON TYPEはFate hollow/ataraxiaに出てくる宝具フラガラックを造ってます。

2006年夏 フラガラック 写真1

PHOTON TYPEの方は大まかな形状は出てるので煮詰めをしっかりしていけばいいのですが、
相崎が相変わらずなので、そっちが心配です。
顔を作り直してるとか言ってますが、そこだけで終わりそうな感じが・・・
いや、もうどうしたもんでしょう。

次回更新では本番前1ヶ月を切った状態になってるはずですが、果たしてどこまで進んでるのか・・・
とりあえず神に祈っておきます(←祈る前に手を動かせ)

●2006年08月01日現在

いよいよ8月に入ってしまいました。
今回のワンフェスは8/20開催なんでもう残り3週間を切っています。
で、現在の状況ですが・・・

2006年夏 オリジナルその1 写真3 2006年夏 オリジナルその2 写真1

あれ?二体ともサフ吹き終わってますよ?
日記読んでる人はご存知でしょうけど、今回の製作はやけにハイペースで
表面処理を含めて2週間で一体のペースを保っております。
やはり製作環境の変化によるものですかねぇ?
部屋に邪魔者がいないだけでこんなに製作が捗るとは(笑)

しかし今回はオリジナルなので基準となるものがないのは正直不安です。
元デザインもあるにはあるんですがそれも私の絵ですし、
私の絵と嗜好に合う人がどれだけいるのかと言う事を考えると・・・
生産数に悩むところです(笑)

で、他の面々の進捗状況ですが
相崎は相変わらずの様子。多分出発直前にいろいろトラブりそうな感じです(泣)
PHOTON TYPEは何とすでに原型がアップとの報告が!
PHOTON TYPEの個人的な都合もあり、早く製作が完了したようですが
いつもこれぐらい早ければ・・・って、私も人のことは言えませんね(笑)

これから最終調整の後に複製作業に入りますが、私の場合ここからが本番。
透け素材やら塗装で試行錯誤しなければなりません。
さて、どうなることやら・・・

●2006年08月18日現在

え〜、出発日当日です(笑)
すでに荷物は宅配便で発送してしまったので、商品やら見本品は全く手元に無いんですが
ひとまず写真は撮っております

2006年夏 オリジナルその1 写真4 2006年夏 オリジナルその2 写真2

・・・何かマトモに撮れてる写真が無い(泣)
発送前に大慌てで撮ったからなぁ・・・
とりあえずパッケージイラストでも載せてお茶を濁しておきます(爆)

2006年夏 オリジナルパッケージイラスト

ちなみにパッケージイラストと内容は一切関係ございません(説明書とは関係ありますが)。
なお、イラストと製品とは多少(この場合は「かなり」という意味)異なります(爆)
正直3体目あたりは微妙なところだからなぁ・・・

と言っても、今更どうなる訳でもないので、あとは運を点に任せるのみです(またか)
いい加減、自分の腕に勝負を任せてみたいものですが・・・
さ、あとは他の面子が無事版権モノを持ってくるかどうかが問題(笑)
ではまた会場でお会いしましょう!
行ってきま〜す

●2006年08月20日現在

いよいよ本番当日。
今回、前日搬入を行なったおかげで陳列は9:30には終わり、
箱詰め、封入作業も滞りなく終了といつもより穏やかな開場を迎えました。
私自身はスタートダッシュの直撃を受け、全然穏やかじゃなかったですが(泣)

2006年夏 模型分室ブース全景 2006年夏 模型分室RZブース全景

今回は私のエロと相崎、PHOTON TYPEの作品群とは陳列を分けています。
いや、決してフラガラックの存在感に怯えたわけじゃないですよ?(爆)
同じ場所に並べると、もうワケの分からなさが極まるんで・・・

とりあえず今回のラインナップ
2006年夏 オリジナルその1 写真3 2006年夏 オリジナルその2 写真2
2006年夏 オリジナルその3 写真1 2006年夏 フラガラック 写真2 2006年夏 イリーナフォウリー 写真1
やはりワケ分からん(笑)

で、お客さんの反応ですが、やはりフラガラックは目を引いたようでかなりの人が脚を止めてました。
終わってみるとフラガラックは完売!PHOTON TYPEの作品としては初の快挙です。
もう少し仕上げと陳列方法を何とかできればもっと上を狙える素材だと思うので
次回に期待したいアイテムではあります。

今回で通算6回目となるイリーナはようやく商品が用意できたにも関わらず、
売上ナシ(正確には無反動庵さんが一個お買い上げ)。
やはりネタ的にもう厳しいところでしょう。
次回は違うので行くと言ってましたが、サクッと完成させて欲しいものです。

私のは比較的お客さんの目は引いてましたが、購入までには至らずと言ったところでした。
隣に模型雑誌に掲載されるレベルのエロを造る人が卓を構えてたので
そっちに持っていかれてたのもかなり痛かったのですが(泣)
やはりまだまだ造形力が足りんということでしょうね。
販売数的には持っていった数の1/3程度と言ったところでしょうか。
前回の一個に比べたらだいぶマシですが・・・
ちなみにこの3品はオリジナルなので、ご希望があれば販売可能です。
紹介ページは別に作ってますので、興味のある方はご連絡くださいませ。
と言うわけで、以下恒例の収支報告です。

●支出

科目名 単価 数量 金額
WFディーラー参加費(人数頭割り) \10,000 \10,000
シリコーンゴム(ウェーブ 1kg缶) \2,000 7 \14,000
レジンキャスト(ウェーブ 2kg缶) \3,000 2 \6,000
交通費(メンバーの車 人数頭割り) \8,000 \8,000
宿泊費(人数頭割り) \8,000 \8,000
版権料 \0 \0
合計 \46,000

●収入

出品アイテム名 単価 数量 金額
1/8 川上小百合(スポーツ編) \3,000 4 ???
1/8 浅野由香里(スポーツ編) \3,000 4 ???
1/8 寺下美乃梨(スポーツ編) \3,000 3 ???
合計 \18,000

収入に関してはセット販売やら値引きやらいろいろやって良く覚えてないので
最終的に計算して手許に残った金額を売上としています(いい加減な・・・)。
材料費がギリギリ出てないという状況で
赤字額¥28,000
累積赤字は¥231,071
着実に増えております(泣)

やってみて分かりましたが、やはりエロはある程度の売上は見込めますが
本当に売れるものを作ろうと思うと、版権モノ以上の技量が要求されますね。
個人的には自分の力は出し切ったつもりでしたが、
まだまだ強者達と渡り合えるレベルではなかったようです。
でもこれで諦めるつもりもないので、精進して再挑戦するつもりです。

と言うわけで次回予定ですが、今まで作品を発表してなかった原型師Yがいよいよ活動開始。
で、そのお題として挙がったのが藤枝雅氏のティンクルセイバーです。
私も原型師Yの手伝いの傍ら、このネタで作るつもりですし、相崎も作るかもしれないということなので どうも次回はティンクルセイバー祭りとなりそうな予感です。
あと、今回のワンフェス前に私が激ハマリしたパンプキンシザーズもネタとして考慮中ですし
エロも何か作るつもりなので、結構盛りだくさんになる感じです。
それだけ作れるかどうかはまた問題ですが・・・

と言うわけで、ワンダーフェスティバル2006年夏はこれにて終了。
次回、「2007年冬 ワンダーフェスティバルへの道」でお会いしましょう。


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