●2022年冬 ワンダーフェスティバルへの道

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2年ぶり!2年ぶりですよ、ワンフェス開催!!
世間ではまだウイルス騒ぎが収まっていませんが、個人としてできることはもう見えていると思うのでそれを厳守しつつも動いていかないといけない時期なんじゃないかということで参加することにしました。
まぁ、私の方もすっかりTwitterに移行してしまってたので、ここの存在を思い出したのが準備が終わって一息ついた今日というのが・・・
今更ここしか情報源が無いという人もいないと思いますがね(笑)


●2022年02月04日現在

前回ワンフェス直後に3Dプリンターを導入し、コロナ禍で世間が自粛モードでイベント開催ができない間、ぼちぼち勉強を進めてました。
そしてそれが結実した成果がこちら!!

ショットイーグル
ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真1
ゴルゴランチャー
ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真1
帝国軍大型共通武器セット
ワンダーフェスティバル2022年冬 「帝国軍大型共通武器セット」 写真1

え?ショットイーグルはともかくゴルゴランチャーと帝国軍大型共通武器セットは再販なんじゃないかって?
実はこれ、手原型と同じディテールを3Dで作り直して3Dプリンタで出力→シリコン&レジンで複製しているのですよ!
ぶっちゃけ手作業の複製を挟んでる時点でパーツ精度は微妙なんですが、少なくとも原型がちゃんと左右対称が出てるという安心感はデカい!
あと個人的に3Dプリンタで使う光硬化レジンが扱いにくいんですよね・・・
扱いやすいレジンがあったらそっちに乗り換えるかもですが、トータルのスピードではまだ手作業の方が速いってのも悩みどころですねぇ

で、ショットイーグルですが、オリジナルからだいぶアレンジしちゃってます。
オリジナルの武器形態は正直「何かよく分からない塊」でしかないので、多少なりとも武器っぽい形に・・・なってるか?
何か宇宙艦艇みたいなブツになっていますが、個人的にヨシ!ということで(笑)
ちなみにゴルゴランチャーより小型の割にパーツ数は1.5倍ぐらいあって組立はかなりピーキーです。
画面上では余裕持って設計したはずなのに出力したらギチギチだもんなぁ。やはり3Dは難しい・・・

ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真2 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真3 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真4 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真5 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真6 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真7 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真8

そして前回に引き続きkeiさんが帝国仕様の作例を作ってくださったので、私もギリギリまで粘って共和国仕様を作成。
ともにシリーズ違いのゾイドワイルドシリーズに合体させて汎用性をアピールしています。
両作品ともワンフェス会場で展示予定です。

ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真9 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真10 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真11 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ショットイーグル」 写真12

ゴルゴランチャーは前述の通り以前作った原型を採寸して3Dデータ化したので基本的に同じモノです。
ただ左右の形状差やパーツの合いは確実に良くなっているので、全体的にカッチリした印象。
ただ、これはショットイーグルもそうですが頭部のみ手原型のままなので、ここだけは妙にディテールがダルかったりします。
頭部は色分けの関係上パーツが入り組んでるので、調整がめっちゃ大変なんですよね。
3D出力品のフルキット出してる人はマジで凄いよ・・・

ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真2 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真3 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真4 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真5 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真6 ワンダーフェスティバル2022年冬 「ゴルゴランチャー」 写真7

帝国軍大型共通武器セットもゴルゴランチャー同様に以前作った原型から3Dデータを作りましたが、これのみ3D出力品の販売となります。
これは多分に試験的なんですが、量産時に手作業が不要になりより繊細な表現ができるメリットと、製品表面に積層痕が出たり出力に時間がかかるデメリットを比較して見極めるのが目的でした。
結果、積層痕は気にしなければ気にならない(変な日本語)レベルなのは収穫でしたが、予想以上に時間と手間がかかるので次回以降どうするか考えモノです。
まぁ、それも会場でどういう反応があるかによりますね。

ワンダーフェスティバル2022年冬 「帝国軍大型共通武器セット」 写真1

再販商品は
アタックゾイドvol.8(キャノッサ&ビーシューター)のみです。
ワンダーフェスティバル2022年冬 「アタックゾイドvol.8」 写真1
アタックゾイドvol.7(ハイパーシザース&クラブラスター)も再販予定でしたが、一回目の注型で型が壊れましたので再販見送りとなりました(泣)
実はvol.8の型もギリギリだったのでそちらも今回が最終販売となります。
アタックゾイドもそのうち3Dでやり直したいなぁ・・・

というわけで明日はもう出発。
コロナの脅威はあるものの、久々のワンフェス楽しんできます!

●2022年02月08日現在

イベント久々すぎて翌日の休みをほぼ寝て過ごしてしまった・・・
と言うわけで一日遅れの終了後更新になりましたが、無事終了しました。
コロナウイルスによって企業、一般ともにかなりの辞退者が出た今回のワンフェスでしたが、来場者の方はそれほど変わりなく・・・
と言うか、企業ブース目当ての人が減っただけで一般ブース目当ての人はいつも通りだった感じですね。
これが次回開催にどう影響するか・・・

ワンダーフェスティバル2022年冬 模型分室ブース1 ワンダーフェスティバル2022年冬 模型分室ブース2
ワンダーフェスティバル2022年冬 模型分室ブース3

今回はコロナウイルス対策ということで雛壇を左右分離配置にして、間にクリアファイルでシールドを形成。
アルコール消毒液やコイントレーの導入、番号による商品指定といろいろやりました。
突発的に人が多くなった時間もありましたが、概ね上手く回せてたのではないかと。
今回は手伝ってくれた友人に本当に感謝です!

keiさんに製作いただいた「ドライパンサーSF」と私製作「ギルラプターNY」がそろい踏み!
今回は合体状態のみの展示だったので「何だろうコレ?」みたいな方がたくさんいらっしゃって申し訳なかったです。
結構時間に追われてて変形させるの忘れてました(泣)

今回は入場制限ありということだったので、初っ端Lから全部売らずに10:00〜11:00に15個、11:00以降に残りという販売方法にしました。
結局この販売制限に引っかかったのは新作のショットイーグルのみで、他は割とまったりと売れて気が付いたら完売してた印象。
ショットイーグルは後半の5個は瞬殺されたけどな!
ゴルゴランチャーは売れ方だけ見ると行き渡った感があるけど、今回は状況が特殊なので判断が難しいなぁ・・・
というわけで、恒例の収支計算。

●支出

科目名 単価 数量 金額
WFディーラー参加費(人数頭割り) \9,000 \9,000
シリコーンゴム(ボークス透明 1kg缶) \4,780 5 \23,900
レジンキャスト(里美デザイン 2kg缶) \3,160 4 \12,640
3Dプリンタ用レジン(1kg) \4,499 2 \8,998
交通費(飛行機&新幹線)+宿泊費 \29,000 \29,000
版権料 \15,750 \15,750
合計 \99,288

●収入

出品アイテム名 単価 数量 金額
1/72 『ショットイーグル』 \8,000 20 \160,000
1/72 『ゴルゴランチャー』 \8,000 20 \160,000
1/72 『アタックゾイドvol.8』 \5,000 10 \50,000
1/72 『帝国大型共通武器セット』 \1,000 20 \20,000
合計 \390,000

利益¥ 290,712・・・
スゲェ!でも大半が今月末に消えるんだぜ・・・orz
今回から本格投入した3Dプリンタですが、原型製作には強い味方ですが出力品を商品にしようとするとかなり手間なことが分かりました。
いやぁ、これでフルキット出してる人は本当に凄いわ・・・
しかしやはり出力品のあの精度は捨てがたいところもありますし、この辺りは今後要検討ですね

と言うわけで、ワンダーフェスティバル2022年冬も無事終了。
いい加減コロナ騒ぎも収まって欲しいなぁ・・・


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