今回は(今回も?)割とギリギリまで展示会の予定を入れてしまったので、かなり厳しい進行状況(泣)
何とか準備は終わりましたが、個々の更新が本番三日前と言うギリギリっぷり。
本業だけでなく模型関連でも色々やることが増えてきてどんどん時間が削られます。
このままだとさすがに身体が持たないなぁ・・・
今回の新作は「バトルクーガー」、共和国軍なのにサブカラーが赤という珍しいヤツです。
メカ生体末期らしいグリフォンという幻獣モチーフのメカで大きな翼と長い尻尾が特徴。
これがまた嵩張るんですよ、複製でも組み立てでも(泣)/p>
原型は3Dプリンタで出力し、シリコン&カラーレジンで複製するというのはいつもの手法。
ただ今回から新兵器「互換ちゃんば」を使用した真空注型を導入しています。
大型の翼や胴体部のやや形状が複雑なパーツで使ってみましたが、これは工夫次第で色々やれそうな予感。
今回は初導入のため最小限の使用でしたが、次回以降は積極的に使っていきたいところですね。
頭部〜胴体にかけてのモコモコした一体パーツを、可動のため分割しつつシャープな印象になるようアレンジ。
胴体はオリジナルの時点で結構細かいディテールが入っていたので、こちらは可能な限り踏襲しています。
ゴッドカイザーで好評だった3Dプリントパーツ+コトブキヤのジョイントセットEの組み合わせで構成されるフレーム構造を今回も採用。
今回はゴッドカイザーより関節の多い四足なので首回りや尻尾はジョイントを使わない3mm軸可動になっています。
のっぺりした一体成型だった脚部は少ないディテールを拾いつつ、前脚は細めに後脚はライガー系列を参考に太目にしました。
前足の爪は開閉と曲げを行なうために細かく分割、後足の爪は一体成型ですが切り離すことで個別に可動させることが可能です。
特徴的な翼はオリジナルの構造を踏襲しつつ、外翼をさらに分割して広げる動きができるようにアレンジし、
長い尻尾もオリジナルのディテールを活かしつつ途中で曲げ関節を追加しています。
一応飛行ゾイドなので腹部にはフライングベース用のジョイントも用意。
3mm穴で保持できるか微妙ですが(笑)
頭部にはもちろんコックピットがあり、中にはパイロットが搭乗可能です
見本品は送っちゃったので原型時点での写真になりますが、同クラスのゴッドカイザーとの比較。 パーツのボリュームはゴッドカイザーの方があるのですが、翼や尻尾のサイズでトルクーガーの専有面積がヤバい。
再販は「レッドホーン武器セット」「ゴッドカイザー」「サンダーカノン」「帝国軍大型共通武器セット」になります。
なお、前回型が壊れたものの再生産を強行した「サンダーカノン」はもとより、「レッドホーン武器セット」「ゴッドカイザー」も型が壊れたので今回で終売予定です。
そして今回、HAGER模型分室初の試みとして、バースペースモンキーのマスター暁さんのプロデュースによるペーパークラフト「ホバーカーゴ」を販売!
スケールは1/144ですが、モノがモノだけにめっちゃデカイ!
これに関してはどう動くかバトルクーガー以上に読めませんね・・・
と言うわけで、今回は出発直前のページ公開になってしまいましたが商品案内はこれにて。
それでは、会場でお会いしましょう!!
ワンフェス2024夏が終了して約一か月、ようやくの報告です。
いや、忘れてたわけではないんですよ?ワンフェス前後に色々あっただけで!いやもうマジで!!
実は7/25にアップした写真には不備があります。
複製時に「胴体のビーム砲を両方とも右側のもので型を作ってしまう」というポカをやらかしてしまったんですよね(泣)
なので写真のビーム砲は両方右側のパーツで組んでいます。
完成状態だと正面から見ないと分からないんですが、組もうとするとすぐ気付くレベルです。
気付いたのが見本品作成時(水曜日)ですでに商品は発送した後だったので「これは事後対応必至か・・・」と覚悟したのですが
冷静になって考えると
・木曜夜(仕事から帰宅後)に粘土埋め→片面シリコン流し
・金曜朝(出社前)にもう片面シリコン流し
・金曜夜(仕事から帰宅後)から複製
すれば出発にギリ間に合うことに気付きました。
一回の複製に20分×23回で約7時間・・・仕事後20:00から開始して深夜3:00までかかる計算ですが、
買ってくれた人に迷惑をかける事後対応よりはマシということで作業決行!
予定よりちょい早く深夜2:00には複製完了し、何とか出発までに必要数は用意できました。
ただ、ここでの無理はやはり良くなかったのです。
土曜日(本番前日)は昼前後に空路(伊丹→羽田)で関東入りし海浜幕張に移動。
周辺をレンタサイクルで軽く観光してから会場入りして前日設営する予定でしたが、羽田で飛行機を降りたあたりから徐々に体調が悪化。
凄まじい暑さだったため観光は取りやめて前日設営のみ行なったわけですが、その間にもどんどん体調は悪くなりフォロワーさんとの晩飯が終わってホテルに戻ったあたりが体調不良のピークでした。
土曜夜は早々に寝たことが良かったのか、日曜朝には体調はだいぶ改善。
振り返れば前日夜の作業で睡眠不足だった上に、酷暑の中での移動で軽い熱中症になっていたのだと思われます。
もちろん日曜も暑かったので本調子ではなかったものの、何とか準備を終わらせてワンフェス開幕を迎えることができました。
今回は久々に私以外の販売物があるということで卓いっぱいに販売物が並ぶことになりました。
ホバーカーゴは1/144とはいえやはりかなりの大ボリューム!
私の販売物も前回の商品+バトルクーガーなので展示台がかなり手狭。
体調不良もありましたが、前日設営で準備してなかったら間に合わなかったかもですね。
何故か9:30から卓から出るなというアナウンスもありましたし(最終案内では9:50以降アウト)
開幕後、商品の動きは全体的にまったり気味。
数の少ないゴッドカイザーとサンダーカノンが早々に売り切れたものの、昼頃になっても新作のバトルクーガーが半分近く残っており「これはやらかしたか」と諦めムードでした。
実は今回のワンフェスは入場者の捌き方にかなり問題があったらしく、卓に来てくれたフォロワーさんによると8:00に並んで入れたのが12:00過ぎと異様なスローペースだったのです。
この状況は14:00ぐらいまで続いたようで、バトルクーガーは15:00頃に完売。
その他商品もジワジワ売れて、終わってみると帝国軍大型共通武器セットが一つ残った以外はすべて完売となりました。
苦戦したのがホバーカーゴで、皆さん興味は持ってくれるものの中々購入までは至らず目標数の半分程度だったとのこと。
ペーパークラフトという未知のジャンルでしたが中々難しいものです。
ということでワンフェスは何とか乗り切ったものの、ここで崩した体調が戻らないままさらに風邪を引いてしまい丸一週間グダグダ。
その後、部品の封入ミスに対応したり、懸念だったPCのWindows11移行をしたりで気付くとこんな時期に・・・
ちなみに体調はまだイマイチだったりします。
やはりイベント前に無利しちゃダメですね(泣)
次回ですが、今回で型がことごとくダメになったのでバトルクーガー以外の再販は無し。
新作はタカラトミーより新たなブランド「リアライズモデル」で1/100スケールが提示されたのでこれに乗っかるか、AZシリーズ対応の武器セットを出すか・・・というところですかね?
両方はちょっとキツいな・・・
と言うわけで、ワンダーフェスティバル2024年夏は何とか終了。
次回、2025年冬にお会いしましょう!!
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