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1− AD1999/12/24 UMEDA IN OSAKA AGAIN

 GM:大阪中の電気、ガス、水道は全部この博士の管制下に
    おかれてるからね。
 日向:ガス?水道?
 北本:全部コンピュータ管理だからねぇ。
 GM:というわけで、「人並みの生活が送りたければ、
    私に服従を誓うことだ」ってことだね。
 日向:ということは水道もガスも使われへんのか。
 GM:うん、だからトイレも流されへん(笑)
天方院:ああ、くそ〜、なるほどなぁ。
    とりあえず、使えそうなヤツおらへん?
    アレを使おうか、妖怪ネットワーク。
 GM:じゃ、そのネットワークで鬼島が来た。
 鬼島:ほんじゃ来た。「オレをよんでどうするつもりだ(笑)」

    鬼島は基本的に戦闘キャラ。
    こういった状況じゃあんまり役にたたなかったりする。

 GM:北本はこういったネットワークに名を連ねてるかなぁ?
 北本:父親がそういった関係だから大丈夫。
天方院:じゃ、北本も大阪にいることがわかるわけやな。
    あとは誰や?
 GM:妖怪は他にはおらんなぁ。魔法使いはおるけど。
 黒井:魔法使いは妖怪ちゃうやろ(笑)
 GM:天使召還してるしなぁ。マークされてると思う。
天方院:とりあえず大阪帝国大学にヘリを廻す。
 北本:じゃ突然グラウンドとかにヘリが降りてくるわけやな(笑)
 GM:あれ?でも北本は奈良方面に行ってるんじゃ・・・
 北本:しょうがないので戻ってきてるってことで

    何がしょうがないのかは不明。というか、超ご都合主義(笑)

天方院:じゃ、黒ずくめの男が「北本教授ですね?」とか言って(笑)
 北本:「ご足労願いましょう」とか言うわけやな。
 GM:で、彼らはキミ(黒井)のとこにも来るで。
 黒井:は?
天方院:ガキで話わかりにくそうやから、脇かかえて連れ去るってことで。
 黒井:な、なんやなんや(笑)
 北本:「仕方なかろう。ただ早く帰らねばならんのでな」って(笑)
    クリスマスイヴ中には帰らないと。 
天方院:ほんじゃあ、ヘリをPCEの屋上につけよう。
 北本:このビル大丈夫なん?なんか占領されてたけど。
 鬼島:あぁ、そういえば忘れてたね。
 日向:忘れるなよ(笑)
天方院:で、とりあえず状況を説明しよう・・・って一人おらんけど(笑)
 GM:来る理由がないしなぁ。
 鬼島:あまりにも接点なさすぎ(笑)
    せめて恋人がここにいてるとか、わかったらなぁ。

    ここにいるとか、勝手に決めないでほしいものである。

 GM:じゃあねぇ、神無月博士の演説が続いているけど、
    そこでパッと画面が変わってどっかの機械室みたいなとこが映るねん。
    そこに人が入れられて機械が動いてるっていう・・・
 鬼島:え?じゃあこうやって(とか言いながら、昔の奴隷とかがさせられてた
    太い棒から横に突き出た棒を押しながら
    グルグル回るというジェスチャー)・・・
 GM:違うっちゅうに!カプセルみたいなとこに入れられてるの!
    で、なぜかその中に、彼女がいるのが見えた。
 日向:え〜と・・・あわてる。

    あわてるだけかい!

 日向:ん〜、そこがどこかはわからんねやろな。
 北本:PCEのマークがちらっと見えるとか。
 GM:そんなにご都合主義じゃない。
 日向:とりあえず彼女の家に向かおう!
     で、そっち行って何か知らないか訊いてみよう。
 GM:っていっても木ノ崎家にいる人は何も知らんよ。
    社長はそれどころじゃあないし。
 北本:それどころか、この世にいないかもしれんし。
 日向:あぁ、どうしよどうしよ
 黒井:とか言いながら、家の中でリフティング始めるとか(笑)
 鬼島:メイドが「あぁ、家の中でリフティングしないでくださぁい!」とか。
 
    もうすっかりこのノリ。
    いちおうGMの思惑では主人公なんですけど、この人・・・

日向:せぇへんわい!じゃ、警察に向かってみよう。
 GM:ん、ほんじゃこっちの方々。
天方院:あぁ、それじゃ間に合わんわけやな。
 GM:まぁ、このまま終わるつもりもないし。
    で、屋上から中に入るわけだけど、中は驚くほど静かだ。
 北本:そのまえに、博士について分析したいなぁ。真の目的とか。
    これって犯罪学?心理学?
 GM:面識がない上に情報がパソコンから流れてくるやつだけだからなぁ。
    心理学−5ってことで。
 北本:(コロコロ)う〜ん、−8成功。
 日向:すげぇ、−5されても−8成功!?
 GM:うん、じゃあわかるけど、博士はマジで
    コンピュータ支配を考えてるっぽい。
 北本:(爆笑)マジでか?こいつぁ驚いた(笑)
 GM:天方院は知ってるけど、かなりマッドな人だったみたいだ。
    コンピュータ万歳みたいな(笑)
天方院:I LOVE CPUとか(笑)
     「うむ、あいつならやりかねん」(笑)
 北本:そういうヤツの傾向として、どのへんにいてそう?
 GM:じゃ、犯罪学−5ってことで・・・
 北本:うおっ高ぇ、ぎりぎり成功。
 GM:う〜ん、彼の性格も考慮して、
    メインのコンピュータのそばにいるだろうねぇ。
 神代:ズバリ、このビルの地下!

    ここで突然、神代 純のプレイヤーが乱入(←というか、起きた)

 鬼島:むぅ地下か・・・で、おまえは誰だ(笑)
 神代:え?
 GM:だって今まで参加してなかったやん。
 鬼島:じゃあ、すでにここにいたってことでいいんとちゃう?
 神代:ほんじゃ、日向と会ってることにしよう。
    「翼くん、足の具合はどうだい?(笑)」
 黒井:何やねん、足の具合って(笑)
 日向:・・・何者?
 神代:街医者。
 鬼島:あぁ、街医者か。
天方院:ん〜、医者やねんな。で、何者?
 鬼島:え、アレやろ、ドクターエスパー・・・ってあれ?
 北本:エスパードクターやろ(笑)
天方院:今どこにおるん?
 GM:今、帝塚山あたり。警察に向かってるとこやったよな。
天方院:じゃ、またバァァァァとかヘリが降りてきて(笑)
 一同:(爆笑)
天方院:で、黒づくめの男が無理やり中に押し込んで
     「ご同行願います」とか(笑)
 GM:ちょ、ちょっと待って。連れ去る前に警察に行ったことにしておこう。
    で、警察で分かるんやけど、3日前に行方不明者が大量に出たらしい。
 一同:フム
 GM:警察でもその件は捜査してたんやけど、手がかりが無かったらしい。
    でも今は警察も混乱状態でそれどころじゃない、と。
    で、警察を出たキミは神代に会って、そこにヘリが降りてくる(笑)
 日向:なぁ、ヘリに飛び乗ることってでけへん?
 北本:目撃者は一緒に連れて行くんとちゃう?
天方院:いや、仲間やと思って、いっしょくたに押し込む。
 日向:拉致・・・監禁・・・
 黒井:警察署の前で?
 一同:(爆笑)
天方院:いや、ヘリは「朝○新聞」とか書いてるヤツやで(笑)
 鬼島:「シ○ノギ薬局」とか(笑)
 北本:「ビオ○ェルミン」とか書いてるねんな(笑)
 GM:さぁ、これでやっとPCが揃ったわけやな。
 鬼島:彼が起きてこえへんかったら、絶対ありえへんかったよなぁ。
    ある意味ええタイミングやってんな。

    そりゃそうかもしれんが・・・
    まぁ、シナリオの導入が失敗してるのが根本的にマズい気もする(笑)

天方院:じゃ、みんなそろったわけやね。
    「集めれたのはこれだけか?」
 鬼島:ちょっとだけやね。
 日向:「え〜と、とりあえず事情の説明を・・・(笑)」
 北本:その前に「お前は誰だ?」(笑)
 日向:「そちらこそこそ誰だ?」(笑)
 GM:ん〜、じゃ今から自己紹介!
天方院:い〜!?
 鬼島:いや、どんな能力かわからんしなぁ。

    プレイ開始後1時間以上が経過した時点で、突如始まる自己紹介。
    職業だけで見たら、「社長」「大学講師」「医者」「高校生」
    「サッカー選手」「遊び人」・・・
    なんて脈絡のない集まりなんだ?
    お互いの素性を隠したままの自己紹介は、
    さっぱりワケのわからんまま終わる。


2− AD1999/12/24 IN
            PEACE COMPUTER ENTERPRISE BLD.

 GM:さて、これからどうするね?
 鬼島:じゃ、「メンドくせぇからこのまま突っ込もうゼ!」
天方院:それじゃ、行こう。
 GM:うん、じゃ案内されるまでもなく天方院は中は分かる。
天方院:何階建てなん?
 GM:う〜んと、大体20階建てぐらいかなぁ。
 鬼島:で、目的地はどこなん?
 日向:地下らしい。さっきコンピューターが地下にあるって言ってたやん。
 鬼島:ほんじゃ一遍1階に下りたほうがいいんか。
    中を通ったほうがいいん?外から下りる方が早いんちゃう?
天方院:外って?非常階段とか使うんか?
 鬼島:いや、壁を下りるとか、落ちるとか(笑)
 日向:そんなこともあろうかと「登攀」技能がある!

     日向よ、鬼島の言ってるのはそ〜いうことじゃないと思うぞ。

天方院:エレベーターで下りたらいいやん。
 GM:止まってるよ。
天方院:止まってるの?
 GM:ビルの中は電気が全部消えて、暗ぁいで。
 鬼島:いや、だから、「とぉ〜!」と飛び降りて、
    「ズシ〜ン」と着地すればいいやん。
 日向:コラ(笑)できるわけないやんけ。
 北本:(笑)「みんな非常識なヒトばかりで困りますね」
 鬼島:そうなっても、へっちゃらな顔して歩いていくくせに(笑)
 黒井:とりあえずどうやって下りる?

    下りる手段でモメるモメる(笑)
    ヘリで下りるだの、ロープで下りるだの・・・
    大阪の密集したビル街にヘリを下ろすなんて自殺行為だって!
    大体、「朝○新聞」とか書いてるヘリに7人とか乗れんって(笑)

天方院:じゃ、非常階段を調べながら下りるってことで。
 鬼島:調べる?
 神代:何を調べるん?
天方院:中はテロリストみたいなのに占拠されてるわけやし。
 GM:む、じゃ行こう。
    とりあえず、途中で君タチに襲い掛かるものは何もない。
    というわけで、だいぶダルかったけど1階まで下りてきたで。
    で、当然ながら、この階段は地下には続いていない。
天方院:中に入らないかんってことやな。
 北本:途中で気配とかどうやった?
 GM:気配は全然せえへんかったなぁ。
天方院:正面玄関とかはどうなってる?
 GM:回ってみる?
    そしたら、爆発とかで玄関はズタボロ。
    ガラスの破片とかが飛び散ってる。
    中は暗くてよう見えん。
天方院:赤外線視覚
 北本:闇視

    さすが妖怪軍団(ちなみに鬼島も闇視を持っている)。
    結果的に闇を見通せないのは日向だけなのだ。

 GM:じゃ、赤外線視覚から。特に動いている熱源とかは感じられない。
    で、闇視。死体がゴロゴロしてる。
 北本:ふふん、見えないほうがいいかも知れん
天方院:じゃ中に入る
 GM:じゃ、みんな暗くてよくわからんけど、足にごつごつと物が当たるわ。
 北本:何が見えるん?
 GM:転がってる職員とか。
 北本:ああ(笑)当たらないように注意深く歩く。
 日向:とりあえずオレは前の人につかまりながら歩くしかないんやけど。

    情けない主人公である。

 神代:オレは「光使い」で幻影(ろうそくらしい)を出して、それを光らせる。
 鬼島:正体隠す気はまったくないらしい(笑)
 GM:じゃ、彼はおもむろに手から光を出し、
    みんなが「おぉ!」となるわけやね。
 一同:おぉ!(笑)
 神代:「これは手品だ」(笑)
 GM:で、周りは血の海だ。
天方院:殺されてるのは誰なん?
 GM:殺されてるのは職員とか警備員とかやね。
 鬼島:臭いとかすごいんとちゃうん?
天方院:血の臭いとかか。
 鬼島:「なつかしい臭いだ・・・」
天方院:死因は何なん?
 GM:銃弾で殺られてるな。で、この3人(日向、神代、黒井)。
    恐怖判定してくれい。他の3人は見慣れてそうや(笑)
 日向:6、6、6(笑)
 一同:(爆笑)
 
    ホントに情けないぞ、おい(笑)

 GM:何かやってるで(笑)
 鬼島:まぁ恐怖判定にはファンブル関係ないけど。プラスなんぼ?
 日向:知力12やから+4.
 鬼島:じゃ3D6を振る。それに4足すねん。
 日向:10・・・やから14
 GM:1Dポイント疲労、さらに10番の効果・・・1D6振って。
 日向:5
 GM:じゃ、5ターン朦朧やけど戦闘中とちゃうからええわ。
 神代:オレは成功
 黒井:オレも成功、で、死体やったらオレも見慣れてるよ、いけにえとか。
 鬼島:殺るほう?(笑)
 黒井:いや、天使召喚のためにやな・・・
 一同:(笑)
 鬼島:キミの天使はいけにえを要求するのか!?(笑)
 GM:そこの「平和の使い」(←天方院のこと)と同系列かいな。

    何でこの連中はこんなのばっかりなんだろう?
    GMは普通なのにねぇ?

 GM:日向がちょっとクラッときたけど、他には何も無い
 鬼島:先に進もう。
 GM:うん、地下へのエレベーターなら天方院が知ってるけど・・・
天方院:階段やな。場所は知ってるやろ?
 北本:建物の構造的にわかるやろ。
 GM:それはわかるってことにしとこう。
    で、先に進むキミたち。周囲は不気味なほど静かです。
天方院:地下何階まであるん?
 GM:地下4階まであるよ。でも地下4階への入り口は隠されてるけどね。
天方院:隠されてるんか!?
 GM:うん、セントラルコンピュータとかがあるからね。
天方院:あぁセキュリティレベルが5か6やねんな(笑)

    だから私はメタルギアやってねぇって!

 GM:親会社の社長の天方院は当然行けるけどな。
    ちなみにここは破壊された形跡はない。入られてないみたいやね。
 鬼島:セキュリティは動いてるん?
    電気止まってるから止まってるんとちゃう?
天方院:ほんじゃ電子ロックとかも閉まったままか。
    ドアはどんなドア?
 GM:カードを脇のに通したら「プシューッ」と開くやつ。
 鬼島:じゃカードを使ってみよう!(←キミのじゃないだろう)
 GM:カチッ、カチッ・・・
天方院:開かんか。
 GM:扉は重ぉいやつやからね。
 北本:扉は何製?
 GM:鉄製
 鬼島:開けるよう努力してみよう。
 GM:体力なんぼ?
 鬼島:50
 GM:あ、そら開くわ。そんだけあったら。
天方院:どんな感じで開くん?
 GM:やっぱり隙間に「ガン!ガン!」と手を突っ込んで、
    「ゴンゴンゴン・・・」と開けていくんやろな。
 神代:こいつもやっぱり人間やないな(笑)
 鬼島:「気は優しくて力持ち」ってことで(笑)
 日向:「見かけより、軽い扉ですね」(笑)
 黒井:せめて何か言ってから開けろや
 鬼島:何て言ったらいいんよ(笑)
 黒井:「こんなものワシにかかれば!」とか。
天方院:え、でも素で開けてんやろ。
 神代:「きっと電源が落ちて軽くなってたんだ」(笑)
 北本:普通重くならへんか?
 鬼島:まぁ、「さ、開いたぜ!」と言っておく。
天方院:どうせ開かへんかったら鬼島のほう見るんやろけどな。
 鬼島:ほら、このキャラって「直情」やし。
    どんどん進まんと気が済まへんねん。

    どーでもいいが、何で扉一つにこんなに時間がかかる?

 GM:じゃ、キミたちは中に入れた。
天方院:中はどんなん?
 GM:中も当然真っ暗だ。
 神代:ライターをつけよう。
 日向:さっき光を出してたのに?(笑)
 神代:さっきのはろうそくや。
    今度は地道に周りのモン燃やしていこうと思って。

    何故燃やす!?(笑)


3− AD1999/12/24 UNDERGROUND IN
             PEACE COMPUTER ENTERPRISE 

 GM:その先にもいくつかカードで開ける扉があったけど、
    さっきと同様に抜けていける。
    で、しばらく進むと吹き抜けの外周みたいなとこに出るね。
    ここは地下4、5、6ぐらいがブチ抜かれている。
    で、その中心にそびえたってるのが、セントラルコンピュータや。
    円筒形のアヤしげなコンピュータやと思って(笑)
天方院:誰かいてる?研究員とか?
 GM:誰もいてないみたいやね。見張りとかも居なさそう。
天方院:誰もおらんのか!?
 北本:端末とかはある?
 GM:コンピュータの周りにあるね。
 北本:じゃ下りてみよう。
 GM:ここのコンピュータは「AWAKEN」状態じゃないみたいや。
 鬼島:面白そうやから適当に触ってみる。
 日向:コラ(笑)

    こういうヤツがパソコンを壊すんだよ。で、私の仕事が増える、と(笑)
 
 北本:どんな風に動いてる?
 GM:う〜ん、大阪中のコンピュータを統括するプログラムが
    流れてるみたいやな。
 北本:プロテクトとかかかってそうやな。
 GM:試してみる?
 北本:その前に解除していいのか(天方院に)訊いてみる。
天方院:まぁ、仕方ないやろ。
 GM:じゃ、「コンピュータ」技能−15で。
 北本:−15!?
 鬼島:「プログラム」技能じゃなくて?
 GM:え?あ、「プログラム」−15で。
 北本:(鬼島のプレイヤーをげしげし蹴る)
 鬼島:あぁ、何で蹴る?(笑)
 北本:「プログラム」の方が低いんだよ(笑)

    さすが歩くルールブック(笑)蹴られてるけど。

 北本:む、(コロコロ)・・・「コンピュータ」だったら成功だが、
    「プログラム」なので失敗だ(笑)
 一同:(笑)
 神代:−15なんて普通成功せぇへんで。
 鬼島:そんだけ作ったヤツがスゴイってことやろ。
 GM:というわけで、今一歩のところで解除できない。
天方院:他にこいつを止める方法か・・・
 鬼島:破壊する!
天方院:そうくると思った(笑)
    オレも「バチバチッ!」とかやろうかと思ったけど、
    復旧が大変やからなぁ。
 鬼島:ちょっとだけ破壊する。
 北本:そんな器用なことできるんかいな。
 GM:そんなこと言ってるとやね、キミたちの前にある端末のモニターに
    神無月博士の顔が現れる。
天方院:あらぁ?
 GM:「天方院社長、ご機嫌いかがかな?」って言ってくるぞ。
天方院:「どっ、どこだ!」どこから見てる!?って感じやね。
 GM:「ご心配なさらずとも、私はここにいますよ」
 鬼島:「じぃさんイカしてるぜ」(←?)
 GM:「私の趣向は楽しんでいただけましたかな?」
天方院:「研究員を何処へやった!?」
 GM:「フフ、彼らは私に協力的でしたからなぁ」
 鬼島:人質ってことやね。
 日向:そや、思い出した!「百合を何処へやった!」
    とりあえず訊いておこう(笑)

    今ごろ思い出すなよ(笑)一応キミの行動目的なんだしさ。

 北本:しかもあとに付ける言葉が「とりあえず」(笑)
 一同:(笑)
 神代:キミの許から去っていくで(笑)
 鬼島:大丈夫や、その後はオレがもらう。
 GM:「百合?あぁ、あの娘のことか。彼女の精神力は優秀なのでな。
    私の計画に協力してもらっているよ。」
天方院:「何が狙いだ、神無月!」
 GM:「おや、申し上げませんでしたかな?
    コンピュータによる世界の支配ですよ」
 黒井:まだ言うてるで(笑)
天方院:(笑)「そのような世迷言を!」
 GM:「世迷言かどうかは1週間後にわかりますよ。」
    1週間後って言ったら、2000年の1月1日だね。
天方院:「何か考えがあるようだな。」
 GM:「貴方のお手並みを拝見させていただきましょう。それでは。」
    と言うと画面の顔はプツッと消えるわ。
天方院:え?コンピュータは止まった?
 GM:いや、またプログラムが流れはじめる。
 神代:もう一度コンピュータを調べてみよう。
    コンピュータに「接触」してみる。
 GM:サイバーパンクか?
 神代:いや、「エレクトロキネシス」や。
 鬼島:「コンピュータ操作」やね。

    神代がコンピュータに接触するも、プログラムを変更しようとすると
    逃げるプログラム。
    プログラムはリンクしているコンピュータへと退避してしまうのだ
   (このへん専門用語が多くて長いので省略)
    コンピュータ電源供給を断つことによって
   止めることを画策するPCたち。
    しかしブレーカーを落としてもコンピュータが止まらない!?
    やむなく神代の「エレクトロキネシス−過電」でヒューズを飛ばす。
    さすがにコンピュータは停止した・・・


4− AD1999/12/24 ASSAULT THE SOLDIERS
                       WITH RED EYE !! 

 GM:端末の光も消えて周囲は真っ暗になった。で、みんな知力判定だ。
 一同:(口々に)成功
 GM:む。上の方から足音が聞こえる。
 北本:どんな足音?ブーツか?
 GM:ブーツみたいだね。
 北本:やべ、軍隊ぽいぞ(笑)
 鬼島:真上?
 GM:キミらが入ってきたトコからや。
 神代:暗かったら何も見えへんから明かりつけてるやろ。
 GM:いや、あかりは見えへんなぁ。
 神代:じゃ、黒っぽい人影が見えるだけか。
 GM:うん、黒づくめの人影がサブマシンガン抱えてる。
天方院:うわぁ、来たぁ(←うれしそう)で、どんな格好なん?
 GM:黒いヘルメットに黒いボディアーマーみたいなの。
    それに赤いゴーグルみたいなのを着けてる。
天方院:ノクトビジョンやな。ほんじゃここは見えるな。
 神代:よし、あのノクトビジョン戴きや!
 GM:では、みんな行動を述べよ
 北本:物陰に隠れる
 鬼島:姿を消す
 日向:隠れる
 神代:オレも消える
天方院:隠れる。いや、射線を外す(笑)
 GM:コンピュータの後ろとかにやね。
 黒井:「透明」
 鬼島:光を屈折させて消えるやつやな。赤外線も屈折させるで。
 GM:OK。じゃ、上の人たちは上から飛び降りてくる。
    で着地したら「プシュー」とか足から煙を出してる。
天方院:おい、何か人間じゃなさそうやぞ(笑)
 GM:それからゴーグルから赤い光を「ピー」とか飛ばして
    周囲をサーチしてる。
 鬼島:せっかくやから破壊しようや。
 GM:数は5体。視界内に何もいないことがわかるとバラバラに歩き始める。
    じゃ、今から戦闘ターン。
 
    ついに戦闘が開始された。が・・・

     北本 →妖怪なので機械に対して透明
    天方院→妖怪なので機械に対して透明
     鬼島 →妖怪なので機械に対して透明
     黒井 →魔法で透明
     神代 →「エレクトロキネシス−光使い」で透明

    結果的に黒づくめの兵士たちに見えるのは日向だけなのだ。
    またしても日向(笑)
    しかし妖怪3人衆の妖術や神代の「過電」で兵士たちは次々と沈む。
    妖怪はともかく、能動的な行動しても効果が無くならない
    超能力&魔法ってのはヤだねぇ(笑)
    戦いは一方的に終わった・・・

天方院:ちょっと調べてみよう。
 GM:うん、調べてみるとロボットみたいやね。
 鬼島:どうやって動いてたん、これ?
 GM:それがよくわからない。
天方院:こんな「商品」は知ってる?
 GM:もちろん知らない。
天方院:どこのんや、ロシア製か?
 GM:それはよくわからんけど、コンピュータは自分で判断して
    行動できるやつみたいやね。
    制御は遠隔操作みたいや。
 北本:何で動いてるか調べてみる。
 GM:う〜ん、そしたらブラックボックスが見つかる。
 北本:調べてみよう。技能は何?
 GM:「技師」になるんじゃないかなぁ?
 北本:無いなぁ。技能無し値なんぼ?
 鬼島:知力−6ぐらいちゃう?

    ルールに関しては鬼島のプレイヤー(無精者)任せ。
    私も大体は覚えてはいるんだけどねぇ・・・

 北本:じゃ(コロコロ)、知力−9やから成功。
 GM:原理はよう分からんけど、人間の思念を電波化したものを
    受信できる装置らしい。
 北本:エーテル理論だ(←違う)
 日向:サイコミュか?
 GM:うん、そんなモン。
 北本:どれぐらい飛ぶん、その電波?
 GM:そんなに長くない。携帯電話の電波ぐらい。
 北本:でもそれやったら、どんな状況か見えてないと
    コントロールできんように思うけどなぁ。
    発信する装置は付いてる?
 GM:うん、ゴーグルのところに付いてる。
 北本:すごい技術やなぁ・・・
 神代:「来歴探査」で見てみよか。
 鬼島:マズい!ESPを使うつもりや(笑)

    「来歴探査」は人や物体の経緯を知ることができるという、 
    GMにとってはやっかいな超能力である。
    CP無制限という時点でこういった能力には注意すべきなんだけどね。

 GM:そんなことしますか(笑)
 鬼島:これ、年単位でわかるからなぁ。
天方院:どこで作られたかも分かるねんな。どこで作られたん?
 GM:作られた場所は・・・ここの地下!
天方院:ここの地下?
 鬼島:ここより地下があるってこと?
 GM:うん。当然天方院はそんな報告は受けていない。
天方院:うん、知らん。と言うかこんなロボットも知らんぞ(笑)
 GM:とかやってるとやね、建物が地震みたいに「ゴゴゴゴ・・・」と
    揺れはじめる。

    我ながらかなり強引。でもこれ以上情報を知られるとやっかいだしね。

 北本:下から巨大ロボットでも出てくるんか(笑)
天方院:何の振動か分かる?
 GM:ビルが崩れそうってのが分かるね。
天方院:じゃ、急いで脱出する。
 GM:車はどうするよ?(←キャラクター紹介のベンツ参照)
天方院:いや、ここにはヘリで来てるはずやから。
 GM:20階まで上がるのは大変とちゃう?
天方院:いや、外に出るだけや。
 鬼島:「オレは先に行くぜ!」と言って先に飛び出そう。
    飛んで屋上に向かう。
 日向:ダッシュで外に出よう。移動力は9
 北本:オレも9
 黒井:オレは6・・・ってオレだけか?
    おかしいなぁ、そんなに遅くはないはずやねんけど(笑)
 GM:黒井でギリギリやね。キミが飛び出したと同時にビルが崩れ始める。
 鬼島:その前にヘリを発進させておこう。
    「このビルは崩れるぞ!」と操縦士に言う。
 GM:OK。着陸場所には困るけどヘリが飛び立つことはできたよん。

    
    ピースコンピュータは爆破され、電気・水道などのライフラインも
    寸断されたままで大阪の町は12月24日を終える。
    ついに動き始めた神無月博士の計画。
    大阪は本当にコンピュータによって統治されてしまうのか?
GURPS∽(インフィニティ)リプレイ 《文明に閉ざされし街》 エピソード3:鳴動する街 に続く・・・

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