キャラクター作成 〜ジョブスキル編〜
ジェス:今日はジョブスキルについてね。
マイク:早くキャラクターを作りたいんで、とっとと進めちまおぅぜ!
ジェス:賛成!って、ジョブスキルの何を説明するの?
マイク:ま、軽くそれぞれの特徴を説明していこう。
ジェス:まずは、戦士系のジョブスキルね。
マイク:本文中ではジョブスキルをJSと略しているので気を付けてくれぃ。
で、戦士系のジョブスキルの特徴は以下の通りだ。
疾系;相手の防御を落とし、攻撃を命中させる。
旋系:周囲の全てに攻撃できる。仲間を巻き込む可能性もある。
あっさり防御されると悲しい。命中を高くして大成功を狙おう。
断系:特撮ヒーローが得意とする。やはり、大成功を狙おう。
突系:武器のダメージが大きい武器には有効。
放電や炎使いなどは武器ダメージに含まれないので注意。
波系:飛び道具。これで、飛んでいる奴を落とそう。
砕系:武器破壊技。盾が強力なのでその対策に。
鎧に関しては部分鎧には不利。
合気:カウンター。成功すると相手は防御できません。強力です。
相手が攻撃する前に行動を宣言すること。
二刀流:やはり強力。武器を装備するときに筋力に注意。
左右合わせて筋力以下にすること。
滅系:主に敵専用。効果が劇的ではない。
雑魚が使ってくるとチョット嫌。
ジェス:私は合気がいいわ!で、旋系で一網打尽!
マイク:だが、一度でも回避に失敗したら、回避に成功していた分もくらうからな。
ジェス:そ、それもそうね…。
マイク:次は術師系だ。
MP回復:EFを消費してMPを回復させる。時間がかかる。
MP吸収:1レベルでもあれば、自分に向けられて使用された術は、
どんな高レベルの術でもMPを吸収できる。
さらJSレベル以下の術は全て無効化できる。
防御や回復の術も無効化されるので注意。
すでにかかっていた術を無効化することもできる。
MP付与:自身のMPを他者に好きなだけ渡すことができる。
レベルを上げる必要なし。
解呪:JSレベル以下の術を解除することができる。
主に効果時間が長い術に使用する。
時間がかかるため、あまり戦闘系とはいえない。
拡大:JSレベル以下の術を修正無しに拡大できる。高速詠唱と組み
合わせると…。16レベル以上にする価値もある。
高速詠唱:最も実戦的なJS。JSレベル以下の術の詠唱時間が半分に
なる。16レベル以上にする必要はない。
特定の術のみ選択可能だが、強力すぎるとGMが感じるなら
できなくしても構わない。まあ、敵もできるんだが。
抗魔障壁:仲間に1人は使えるものがほしいJS。
術のダメージはどんなものであれ、受け止める。
状態変化の術には効果がない。
使い魔:やはり、レベルが上がれば強力で、術者より強くなるはず。
賢者レベルを上げなければならないことを忘れずに。
20レベルともなれば、象でも鯨でも使い魔にできる。
反射障壁:JSレベル以下の術を術者に跳ね返す。自身が使った回復や
防御の術も、術者に跳ね返るわけだから問題なし。
賦与術:もともとある「火炎武器」や「雷刃」のように攻撃的な術を
持続させるというもの。
ただし使い方次第では自滅する可能性もあるので注意。
やはり、GMが強力すぎると感じるなら封印しても構わない。
ジェス:可愛い動物を使い魔にしてペットにしてもいいの?
マイク:まあな。その可愛い姿のまま強力にしてもいいしな。
ハムスターの突撃、10D6ダメージ!ってな。
ジェス:それはちょっと…。
マイク:盗賊系に行くぞ。
第六感:危険を感知する。1レベルでは自身の危険を直前に感知、
5レベルになれば仲間の危険を、10レベルになれば
世界レベルでの危険の場所・時間を大まかに感知できる。
ここまで来れば、ほぼ予知能力といえる。
悪運:危機的状況から脱出できる。1レベルでは救出部隊の選択を
有利にする程度だが、5レベルでは牢や戒めから解放されたり、
10レベルでは脱出不可能な状況から奇跡的に脱出できる。
生き埋めになっても、大爆発に巻き込まれても大丈夫。
ただし、術の攻撃や戦闘時の判定に有利に働くことはない。
盗剣:驚異的なスリ能力を発揮して、
敵から武器をスリ盗ることができる。
ただし、相手は回避や受けで防御できるので注意。
回避移動:移動することで敵の攻撃を当たりにくくする。
ただしその分、行動力を消費するため、
攻撃回数が減り戦闘向きではない。
背面取り:判定に成功すれば、一瞬で相手の背後をとることができる。
これに対しては抵抗できないので強力。対象は防御−5。
また知覚に成功しなければ、防御行動すらできない。
急所攻撃:刺し武器での命中大成功が上昇する。
1Rに一回しかできないが、
大成功の7という上限を無視できるのがヤバイ。
ジェス:背面取りって戦士でも使えるんじゃない?
マイク:急所攻撃も強力だ。
ま、盗賊専門がとるジョブスキルなら第六感か悪運だろうけどな。
ジェス:そして、次は狩人のジョブスキルね。
狙い撃ち:対象の回避を下げる。受けには意味がない。
術師や盗賊など回避の方が高い対象に有効。
乱れうち:レベルが高くなるとヤバ過ぎるくらいに強力。
矢が足りなくなること請け合い。
矢かわし:矢をJSレベル回まで自動的によける。大成功でもかわす!
狩人の足:足場の修正を受けることなく移動できる。戦闘に有利。
移動力も上昇するが、実は1レベルでもあれば強力。
速射:弓矢の必要行動力が−1ずつされる。(必要行動力は最低でも1)
虫の知らせ:知覚判定に成功すればいろいろ分かる。
1レベルで仲間や知人の危機を、
5レベルあれば仲間の行動を、
10レベルあれば世界の大まかな動きまでを察知できる。
自然との対話:自然の状態に詳しくなり、恩恵を受けることができる。
追跡や隠密にさらによい修正を受け、5レベルになれば
そこで何があったのかを大まかに知ることができ、
10レベルになれば、
実際に自然の声まで聞くことができる。
また、自然を大事にしていれば、
食糧や寝床を与えてもらうこともある、かも
(GMの任意)。
ジェス:攻撃系はダメージこそ上がらないけれど充実してるわね。
マイク:速射+狙い撃ち+乱れうちなんぞされた日にゃ…。
ジェス:でもそこまでいくにはレベルも相当上がっているから、
命中も追加ダメージも相当なものになっているはずだから、
狩人専業って凄いかも。
マイク:弱点は矢の数だな。重量があるから忘れないように。
大抵は背負っているはずだから、鎧の重量に加えることになる。
ジェス:それでも、どうせ狩人は軽い革鎧までだしね。
マイク:さて、詩人のジョブスキルにいくぞ!
かくかくしかじか;「かくかくしかじか」で言いたいことを伝える。
もともと使っていたGMとPCには
とくに意味はない。
口車:無理難題を押し通すことができる。
抵抗は知性か精神で、成功度が大きい方が勝ち。
ただし、内容によっては修正がある。
また、いきなり「死んでくれ」とか言われても、
その「口車」には乗ることはない。
呪歌:呪歌の一つ一つにレベルを上昇させる。
効果については戦闘時に役立つことはまず無い。
読心:対象の心を読む。1レベルでは表情や仕草から感情ぐらいしか
分からないが、5レベルでは思考まで読みとり、
10レベルでは無意識の段階まで読むことができる。
ただし、対象の経歴や性格などを知っていなければ、
読むことのできる情報は限られる。
発声:大きな聞き取りやすい声を出す。常識はずれなレベルに達するが、
大きな声で戦闘に修正を与えたり、物理的に何かを破壊したりは
できない。
ジェス:私は詩人のジョブスキルは全て呪歌よ。
マイク:戦闘には役に立たねぇのばっかだな。
ジェス:いいのよ!情報収集にも役に立つこともあるし。
マイク:ま、好きにしな。最後は賢者のジョブスキルだ。
鑑定:あらゆる物品の価値を見極める。適正な価格や物品の質・性能、
使用法などの幾つかがわかる。
成功度が−10なら、それら全てがわかる。
解説:他人に、自らの知識を分かりやすく理解させることができる。
弱点看破:対象の弱点やHPを知ることができる。
成功度が高ければより詳しいことがわかるが、
必要行動力はレベルを高くすればより多く必要になる。
レベルを低くして使用してもよい。
対象のエレメントから弱点が分かったり、
弱い部分や弱っている部分がわかる。
特に弱点がない場合は弱点を知る者が攻撃を行った場合、
大成功が+1される。
調合:霊薬を作成するJS。
霊薬一つ一つにレベルを振り分けていかなければならない。
レベルを振り分けていない霊薬を作成するには
知性−(霊薬ランク×2)の判定に成功しなければならない。
霊薬作成には時間と材料が必要になる。
材料はGMの任意で購入できる。
霊薬を売るときは原価×霊薬レベルの2倍が相場。
しかし、普通市民には霊薬を買うことができるほど
裕福な者は少ない。
発明:発明品の説明ができ、かつ判定に成功すれば、
様々な困難を発明で乗り切ることができる。
状況によってはGMは修正を与え、
また材料費がかかることにしてもいい。
賢者のひらめき:解決策や謎のヒントをGMに求めることができる。
マイク:以上だ。
ジェス:やっぱりメインは調合?
マイク:そうだな。回復系でもMPやEFを回復させるものは重宝するぞ。
ジェス:そういえば、レベルの高い調合のために
JSレベルをとっておくってできるの?
マイク:うん?
ジェス:冒険中に賢者レベルが1ずつ上がるじゃない。
でも調合レベルが高い霊薬がほしくてもいきなりは無理でしょ。
キュアなんとかをちまちま分けてとるより、
リフレッシュの霊薬のレベルだけをドカーンと上げたいの。
マイク:いいだろう。もちろん賢者に限らず、他のジョブでも可能だ。
ジェス:ジョブスキルに関してはこんなとこかしらね。
マイク:おお、そうだな。次はいよいよキャラクターを実際に作ってみるぞ。
ジェス:はーい!
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