TOP Tabletalk RPG Original System x_f_g2_3
今日のお題 世界地図 〜セクォント編2〜
マイク:今回は前の続きだぜ!

ジェス:セクォントの南側についてだよね。

マイク:まずはモレイド山脈について。ここの周辺は熱帯性なんだ。

ジェス:え? でもこのすぐ北側は寒冷地帯じゃなかったけ?

マイク:そうだ。前回言い忘れたが、大陸の北西部は凍結しているくらいに寒い。
    
ジェス:それじゃ、どうして?

マイク:さあな。ここには古の火龍が封じられていて、その影響がこの一帯を
    熱帯性気候にしているという説がある。

ジェス:ふーん

マイク:リュウと言えばここじゃねぇけど、
    南の砂漠には火竜山とも呼ばれるミラオン山がある。
    今はなぜか氷漬けになっちまってるらしいがな。

ジェス:何それ?

マイク:さあな。邪神の呪いとも魔術事故ともいわれているが、詳細はわからん。
        山に入ろうにも山全体がすっぽり氷で覆われてしまっているし、
    この氷はどんな手段をもってしても溶けねぇらしい。

ジェス:そこって竜人の故郷じゃなかったかしら?

マイク:そうだ。そこで竜人は、懸命に氷を溶かす方法を探してる。
    このままじゃ絶滅しちまうからな。
    寿命が500年以上あっても悠長にはしていられねぇだろうな。

ジェス:寒冷地帯のすぐ南に熱帯、砂漠に氷で閉ざされた竜人の山…。
    何だか変な感じね〜。

マイク:そうだな。じゃあ、続けるぞ。

ジェス:うん。

マイク:モレイド山脈の南側の麓にはガーランドって都市がある。
    ここでは良質の鉄が採れるんで、鉱山の街として有名だ。
    スフィールドにはここから良質の武器や防具が供給されているんだ。
        で、山を下りたところには…。

ジェス:確か、砂漠と草原があったんだっけ?

マイク:おぅ、そうだ。風の砂漠と草原だ。
        さっきも言ったが、砂漠と呼ばれているが、実際は荒野だ。
    風が強く木も育たねぇ。だから昼夜の温度差が激しいんだ。
    そこら辺が砂漠と呼ばれる所以だ。

ジェス:妖精が住んでいた森があったとか言ってたっけ。

マイク:そうだ。失われし種族だな。

ジェス:失われし種族?

マイク:妖精、獣人、巨人、小人などなど。
    ティオレスト神が降臨される以前に滅んじまったそうだ。

ジェス:魅力的な種族ばっかりね! 獣人とかってどんなのがいたの?

マイク:狼・獅子・虎・熊・蜥蜴・猪・犬・猫・兎…あー、こんなとこか。

ジェス:熊人…いいわね〜(うっとり)

マイク:翼人や人魚も獣人といえなくもないから、獣人はまだまだ健在だな。

ジェス:「今回」はデータ化しないなんて勿体ないわね〜。

マイク:「今回」は? データ化??

ジェス:作者の無精者のプランではティオレストの神々編が終わって、
    次の時代を迎えたときに復活するって話らしいの。

マイク:???

ジェス:あ、ひとりごとひとりごと。さ、続けましょ!

マイク:おぅ、そうだな。で、この砂漠には様々な部族が国を形成している。
    有名なところではミラオン山の西部に熱砂の帝国という国がある。
    その国のオアシスの町フレアクレアはミラオン山に一番近い町だろう。

ジェス:帝国ね〜。

マイク:で、風の平原は丈の短ぇ草が一面に生えてる平原だ。

ジェス:ステップ、みたいな感じね?

マイク:すってぷ? ま、いいか。
    あとはここは部族単位で遊牧生活しているんだ。

ジェス:+モンゴル、ってとこかしら?

マイク:だからどこの話なんだ?

ジェス:まあまあ。

マイク:むぅ。で、ここにはベルドア・バガールがある。

ジェス:ベルドア・バガール…って、伝説の天空都市のこと?!

マイク:まあ、そうとも言えるかな。
    そこに天空都市に続いていた天空の塔があるんだ。
    それがベルドアバガールの塔だ。
    途中で崩れているらしいが、それでも地上数百階にも及ぶ高さで、
    その中では数々のトラップが待ち受けているらしいぞ。
        
ジェス:へ〜。でも飛んでいくとかすれば中通らなくても上まで行けるんじゃない?

マイク:そう考えた冒険者もいたんだが駄目だったそうだ。

ジェス:どうして?

マイク:その塔の周りは魔術がきかないんだ。
    また、上空は風が強くてとてもじゃないが無理だそうだ。
    だから、塔を攻略するしかないんだ。

ジェス:マスターの横暴だわ〜。プレイヤーのせっかくのアイディアを!

マイク:塔の攻略も200階くらいまで進んでいるそうだし。
        L字のブロックを使って扉に入ったり、
    特定の場所で剣を振ると宝箱が現れたりと、奇抜なトラップが多いんだ。
    敵も理不尽に強いらしい。

ジェス:天空都市って世界の空を巡っているっていう伝説じゃなかったけ?

マイク:ワシにいうな。だがこの塔も途中で崩れているらしいからな。
    この先に天空都市があるかどうかはわからん。
    とりあえずは、こんなとこだな。

ジェス:ふーん。

マイク:最後に大陸の南東端にある貿易都市ファンテイル。
    ここは遊牧民達の工芸品やガーランドの武具を
    東の大陸や他の島々に輸出する窓口になっている。
    当然、このゼロからも船が出ているぞ。
        まあ、スフィールドへ行くには大陸の北側の港町から行った方が近いがな。

ジェス:こんなとこかしら? 次の予定は?

マイク:世界の島々編ってとこでどうだ?

ジェス:うん。ああ、楽しみ〜!

次のページに進みます→ 目次に戻ります→

Copyright (c) 1998-2004 Norio Kawabata http://hager.jp / webmaster@hager.jp